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SAMBAでLINUXとWINDOWSでファイル共有する設定  

kubuntuでやりましたがubuntuファミリーなら同じだと思います。たぶんLINUX全てで同じだと思う。

※この接続設定はWINDOWSから接続した際にkubuntuのユーザーでログインして、ファイル操作をkubuntuユーザーとして操作する設定内容となります。
●まずはsambaをインストールしてください。
パッケージマネージャーやソフトウェアセンターから導入できます。

●その後、sambaの設定ファイルを編集します。
$ sudo vi /etc/samba/smb.conf

●以下の内容を設定ファイルに書き込みます。
設定ファイルの中に「workgroup =」という箇所がありますのでwindowsのワークグループ名を指定します。
workgroup = WORKGROUP
※デフォルトで「WORKGROUP」になっています。

LINUXに接続するWINDOWSマシンのIPアドレス環境を指定します。
設定ファイルの中に「interfaces = ~」という行があります。その行の先頭が「;」でコメントアウトされていますのでそれを消してIPを記載します。
interfaces = 127.0.0.0/8 192.168.1.0/24

設定ファイルの中に「map to guest = bad user」という行がありますのでその行をコメントアウトします
#map to guest = bad user

新たに以下の行を記入します。
security = user
上記二行の作業でWINDOWSからLINUXのIPアドレスを叩いたときに「ユーザー・パスワード」を聞く窓が開くようになります。

設定ファイルの最後に以下を追記します。
[共有時に表示したい名前]
path = 共有させたいディレクトリのパス
writable = yes
guest ok = no
force create mode = 644
force directory mode = 755


例を記載します。
[LinuxFolder]
path = /home/myname/share-directory
↓書き込みを許可
writable = yes
↓ゲスト接続を許可しない
guest ok = no
↓ファイル作成時にパーミッションが644になる
force create mode = 644
↓フォルダー作成時にパーミッションが755になる
force directory mode = 755


ファイルを保存したらsamba再起動
$ sudo systemctl restart smbd

sambaにユーザー・パスワードを登録する。
$ sudo smbpasswd -a kubuntuのユーザー名
kubuntuユーザーと同じパスワードを入力


これでWindows10で「ウィンドウズ」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、そこで
\\192.168.1.1
のようにkubuntuマシンのIPアドレスを入力して実行するとユーザー・パスワードを聞いてきます。
kubuntuユーザー・パスワードを入力すると共有フォルダが開きます。

ちなみに、kubuntu側の共有ディレクトリを作ったディスクは「ex4」フォーマットでもWINDOWSから読み書きすることができます。
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