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RICOH THETAを買ったらコンパクトな三脚が欲しくなったので自立式一脚を買ってみた  

ちょっと仕事で必要なことがあり、リコーのTHETAというカメラを買いました。
standpod_01.jpg

まあ、今更なんですが簡単にこのカメラを説明すると、このように変な形のカメラで、
standpod_02.jpg
両側にレンズが付いています(赤矢印)。
しかもレンズが魚の目のように出っ張った魚眼レンズになっており、片側を上下左右360度の半球で撮影。両方のレンズで上下左右前後方向360度の球状の画像が撮影できると言うキワモノカメラです。
具体例はネット上にたらふくアップされていますのでご検索いただければと思います。

で、このカメラを購入して三脚にセットして撮影していたのですが、球形に撮影するので三脚も写ってしまうのですね。しかも、雲台のレバーなんかかなり大きく写りこんでしまいます。
ちなみに、このカメラ自体は写りこみません。画像処理でうまい具合に自分を消してくれます。
しかし、三脚は写る。
ちょっと格好悪いのでPHOTOSHOPで加工するのですが、三脚のレバーや開いた脚の範囲が大きく、加工処理をしてもなんだか格好悪い。何とか三脚の写るサイズを小さくできないかと思うのです。

ん?撮影者自身?
消えます。
自分で消えます。
そう、物陰に隠れて撮影するのです。
THETA本体がWIFI親機になるので、スマホでTHETAに接続することでリアルタイムでTHETAの画像を確認できます。
物陰に隠れて自分が写っていないか確認してスマホの画面をタッチすると撮影できます。すげー便利です。

で、三脚です。
なにかないかな?とネットを探すと、自撮り棒に100均で売っているようなミニ三脚を付けたスタンドを見つけました。
これなら安いしコンパクトでいいかなとも思ったのですが、伸ばしても130cm程度というのはちょっと短い。あと、伸ばしたときの強度がどうなんだろう?
ということで、もう少し探して見ると「一脚兼簡易三脚」なるものを発見。なにそれ?
形としてはこういうもの。
Velbon スタンド型一脚 レバー式 Pole Pod EX 4段/2段 小型 3Way雲台付 クイックシュー対応 アルミ製
コンパクトな三脚が付いている一脚です。
三脚をはずして一脚としても使える!
はえ~こういうのがあったのか。

しかし、THETAのためだけにこの値段で買うのはちょっと引けるなあ。だけど、一脚は以前から欲しいとは思っていたし、一脚としても使えるのはいいなあ。う~ん・・・ポチッッッッッ!!!

届きました。
standpod_03.jpg
購入したのはSLIKのスタンドポッドGX-N

中身拝見。
standpod_04.jpg

standpod_05.jpg
くぱー

立った、立った、一脚が立った!わ~~~い!
standpod_06.jpg

水準器も付いてます。
standpod_07.jpg

このようにパーツを分離させることができます。
standpod_08.jpg

そして、分離させた真ん中のポールを一脚として利用することができるのですが、その時に使用するのがこの付属パーツ。
standpod_09.jpg
石突とネジです。
この部品を以下の写真の位置に取り付けます。
standpod_10.jpg
まず、雲台が付いていたネジに石突を取り付けます。
そして、三脚のネジが入っていた雌ネジに付属のネジを締めこみます。このとき短いほうをねじ込みます。
これだけで一脚の完成です。
standpod_11.jpg
なお、この写真では雲台に別途購入したハクバ製の自由雲台を取り付けています。固定レバーが目立たないのと安いのでオススメです。

足は3段階に伸ばすことができます。クリップの開閉で簡単に長さ調整できます。
standpod_12.jpg

一脚や三脚で気になる要素の一つが「重さ」。
撮影に出かけるときは気にならなかった重さが、あちこちうろうろするうちにだんだん肩に食い込む重みにイライラが・・・。
ということで一脚にしたときの重量を測ってみました。
standpod_13.jpg
389gです。雲台によって重量は変わってきますが、思いのほか軽いです。

バラした雲台と三脚を組み合わせてテーブル三脚が作れます。
standpod_14.jpg
三脚部分を胸に当ててカメラを固定して持つこともできますし、ホームパーティでのスローシャッター撮影にも活躍しそうです(そんなおしゃれなことやりませんけどね)。

合体変形した一脚とミニ三脚です。
standpod_15.jpg

専用バッグも付属しています。三脚を付けたままですっぽり収まります。
standpod_16.jpg

最後に脚を目一杯伸ばした写真をどうぞ。大きさ比較のためポケットティッシュを・・・
standpod_17.jpg
この状態で大体170cmぐらいです。
なお、一杯まで伸ばしているのは脚(ポール部分)で、三脚部分は伸ばしていません。一段だけ伸ばすことができます。
三脚は角度もさらに広げることができます。
三脚の脚を伸ばしてさらに角度を開くことで安定感を増すことができます。

私は一眼レフカメラのような大きなカメラを持っていませんが、四角いポールは強度もありそうで、脚を伸ばして重いカメラを載せても安定しそうには思います。

今のところTHETA専用三脚として使ってますが、買ってよかったと思います。
三脚と比べて軽くてコンパクトなので移動が楽。セッティングも簡単。
作りもしっかりしているので多少の風が気にならないのが精神的にいいです(隠れて撮影するのでなおさら)。

SLIK 一脚兼簡易三脚 スタンドポッドGX-N 4段レバーロック式 3ウェイ雲台 クイックシュー式
SLIK 一脚兼簡易三脚 スタンドポッドGX-N
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