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山椒の木ですりこ木棒を作ってみる  

庭に、長年、香りの良い山椒の葉や実を提供してくれていた山椒の木があるのですが、いつの間にか枯れてしまいました。
原因は分からないが、枯れて結構経つ。
2年以上は放置状態だと思う。
今回、母親から「切り倒せ」との指令が下ったので伐採することにしました。

根元付近は、形がいびつだが太いところで幅20cmほどある。
ほとんどマウス専用になっていた右手にのこぎりを持ち、気合一発!叩っきって・・・さすがになかなか切れない。
というか、山椒の木、かなり固い。
汗だくになり、結構な時間をかけた後ようやく切り倒した。
いや、正確には最後は力技で折り倒した。

断面を見てみると、年輪が分からないぐらい非常にきめ細かい。
そりゃ固いはずだわ。
ボヤキ気味に母親に話してみると、「それぐらい固いからすりこ木棒になるのよ」とのこと。

なに?すりこ木棒になるのか?

ふむ。せっかくだからすりこ木棒を作ってみよう。と思い立ったのです。

一応我が家にはすりこ木棒がある。
別にもう一つ必要なわけではないのですが、皆さんも急に何か作りたくなる男の子心ってありません?完全に今回のはそれです。
それと、先に断わっておきますが、私は木工細工の趣味がありません。
最後にやったのは何年前だったか思い出せないレベルです。
今回の挑戦。途中であきらめるつもりで始めてます(いやまじで)。
さて、今回切り倒した木ですが、長年放置したせいか表面がかなり汚い。
枝の部分はアリの巣になっているし、幹にも大量の芋虫(写真割愛)が住んでいる。
そしてなにより、すりこ木棒の作り方なんかわかんない(´・ω・`)。

しばし考え込むが、とりあえず幹の部分を削って形にすることにする。

surikogi01.jpg
切り倒した幹。幅は20cm弱。

surikogi02.jpg
サイズ比較のためとりあえず持ちだしたノミを置いてみる。ちなみに今回使う道具はすべて親父の物。

でかすぎる。

すりこ木棒はこんなに太くない。

まずはこれを細くする方法だが、形がいびつなうえ、ひび割れや虫食いが多い。
どう成形したらいいものか・・・。

とりあえずのこぎりで角材にしようと切り始める。

すぐにあきらめる。


どうしよう・・・。

道具セットの中に猟奇事件でおなじみの「鉈(なた)」があった。

ふひひ。こいつで切り刻むことにする。

鬼の形相で鉈を振り下ろすこと数十分。
美肌美人っぽくなった。
surikogi03.jpg

くたびれたので今日はここまで。
天気のいい週末にちょっとづつ進めていこう。
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