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メロン栽培で覚えたことを備忘録  

メロンには2種類の花が咲く。
雄花と雌花だと思っていたが違った。

雄花は「雄花」。これはそのまんま。
しかし、
雌花は「両性花(両全花、完全花)」というんだそうな。

この両性花というのは、一つの花に雄しべと雌しべがあるその名の通り「両性」の花。
花のタイプとしては一番多いタイプで、イチゴミカントマトも両性花。

おもしろいのは、同じウリ科でもキュウリやスイカ、カボチャなど多くのものは雄花と雌花に分かれているが、メロンの仲間は雄花と両性花を付ける。
なお、スイカの一部には両性花を持つ種もあるそうです。

ということで、私は雄花をちぎってせっせと雌花にこすり付けてましたが、そんなことせず、筆で雌花(両性花)をこちょこちょすれば受粉するようです。

「筆こちょ」と「雄花すりすり」での結実の違いは全くないという実験結果がありました(種子の遺伝までは不明。というかそこまで気にする必要はないな)。
http://to-noken.ac.affrc.go.jp/DB/DATA/018/018-213.pdf

手間を考えると筆の方が楽ですし、「雄花が咲いてねー!」というタイミングの悪さも気にすることがありませんね。

また、上記研究では交配作業の時間帯による差異も調査されています。
良く「朝の早いうちに交配するべし」という書き込みを見ますし、私もそうだとなんとなく思ってましたが、実験の結果は昼過ぎでも全然影響ないみたいです。
そう言えば、ミツバチたちはお昼ごろに活発に活動してますよね。
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category: メロン 園芸備忘録

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