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海外銀行から国内銀行への送金手数料など  

海外銀行と国内銀行口座との間でお金のやり取りをすることがあります。それを、「海外送金」といいますが、海外送金には二つの種類、「日本国内口座から海外へ」、「海外から日本国内口座へ」があります。

海外アフィリエイトやオンラインカジノ、海外サイトでデジタルコンテンツの販売を行うなどで、ドル報酬を受け取る方法で困っている方も多いんじゃないでしょうか?

幸か不幸か、私はまだじぇんじぇん困っておりませんが、暇を持て余したちょっと興味がわいたので外貨の銀行振り込みを調べてみました。

調べてみたといっても、自分の興味の範囲での調査なので、調べたのは「外貨建て→外貨口座」振込のことだけです。
これはつまり、例えばドル報酬をドルで日本の銀行口座に振り込んでもらうという場合です。
これ以外にも、「円建て→円口座」や「外貨建て→円口座」というのもありますが、海外業者は通常自国通貨建てで支払いますし、外貨建て振込を円口座に入金するサービスを行っている銀行も少なそう(※私調べ)なので、外貨→外貨だけを調べました。

ちなみに、小切手で受け取るという方法もあります。それを含めて、まずはざっくりと特徴をまとめます。

■報酬の受け取り方法
●小切手(Check)
○メリット
・支払業者が引き去る手数料が低い。
・住所・氏名情報だけで事足りる。
・小切手なんてめったに見ないのでちょっと見てみたい。
×デメリット
・日本での換金に時間と手数料がめっちゃかかる。
・銀行で換金したら手数料がひどすぎ。悪徳業者が真面目に見える。
・格安手数料の業者を利用したら、換金されるのに3か月から半年もかかる。
・ちゃんと届くの?

●銀行振込(Wire)
○メリット
・楽
×デメリット
・支払業者が結構手数料を取る。
・手数料が受け取り銀行によってまちまち。
・海外送金を扱ってない銀行も多い。
・SWIFTコードやら銀行の住所やらを支払業者に伝えなきゃならない。
・手数料が大家族。隠し子が発覚することもある。

まとめたらこうなりました。
小切手は面倒くさいのでこれで終了します。


さて、銀行振込ですが、とにかく手数料が多い。金額の大小というより種類が多い!大家族です。
●支払業者の支払手数料
振込にかかる手数料をまず一定額抜かれます。この辺はその業者の利用規約などに書かれているでしょう。

●自分の銀行の取扱手数料その1
海外から送金してもらうことを「被仕向送金」と言います。
そして、これにかかる手数料を「被仕向送金手数料」といいまして、この金額は銀行によってまちまちです。

●自分の銀行の取扱手数料その2
外貨を外貨口座で受け取る場合は「リフティングチャージ」という手数料がかかってきます。銀行によっては「外貨取扱手数料」ともいうようです。
何でこんなのがかかって来るのか?わかりません。

●自分の銀行の取扱手数料その3
外貨口座から円口座に振り替える場合、為替手数料というものがかかってきます。でも、日本国内でドルを握りしめても嬉しくないので仕方なく支払います。

●自分の銀行の取扱手数料その4
数は少ないですが(※私調べ)、外貨口座から外貨で引き出せる銀行もあるようです。これも結構な手数料がかかって来るようです。しかし、普通の方は利用しないんじゃないかしら?

●自分の銀行の取扱手数料その5
外貨口座から円口座に振り替える場合に付きまとってくるのが「為替」です。
ただ、これは手数料というのはふさわしくないかもしれません。その時の為替レートによっては儲け(差益)になることもあるからです。もちろん減収(差損)もあります。

●自分の銀行の取扱手数料その6
隠し子発覚です。
中継銀行手数料「コルレス手数料」です。
これは何か?
海外の銀行と日本国内の銀行が送金を行う場合、直接処理を行う手続きができている場合もあれば、それができない場合もあります。
その場合、送金銀行、受取銀行の間に入って手続きを手伝ってくれる銀行が必要になります。それを「コルレス銀行」と言います。
コルレス銀行とはそういう名前の銀行ではなく、たまたまどちらの銀行にも取引経路がある、間に入った銀行のことです。
つまり、途中に中継銀行が入った場合はこの中継手数料が抜かれて振り込まれます。金額もまちまちです。抜かれてみないとわかりません。
逆に、中継銀行が入らなければ必要ありません。
ネット銀行や地方銀行はまず確実に中継銀行が入りそうです(※私調べ)。もちろん、大手銀行でも相手先によっては中継銀行が入るのは珍しくなさそうです。


以上のような手数料があります。
これら手数料は銀行によってまちまちです。
そこで、私なりにお勧めな銀行をピックアップしてみました。

●ソニー銀行
○メリット
・被仕向送金手数料、リフティングチャージが不要みたい。
・為替手数料がめちゃやすい。
・口座維持手数料無料
×デメリット
・口座開設は個人のみで、一人一口座のみ。
※注意
・受け取る外貨の普通口座をあらかじめ開いておく必要がある。
・外貨キャッシュの引き出しは不明。

●新生銀行
○メリット
・被仕向送金手数料、リフティングチャージが不要みたい。
・口座維持手数料無料
×デメリット
・一人一口座のみ。
・為替手数料ここに書いた他に劣る。
※注意
・受け取る外貨の普通口座をあらかじめ開いておく必要がある。
・外貨キャッシュの引き出しはできない。

●東京スター銀行
○メリット
・被仕向送金手数料、リフティングチャージが不要みたい。
・口座維持手数料無料
×デメリット
・為替手数料ここに書いた他に劣る。
※注意
・円口座と外貨口座の区別がないの?良くわからない。
・外貨キャッシュの引き出しは不明。

●三菱東京UFJ銀行
○メリット
・個人の場合は被仕向送金手数料、リフティングチャージが不要みたい。
・口座維持手数料無料
・ソニー銀行ほどではないが為替手数料が安い。
・日本の中継銀行はほぼここが取り仕切っているらしい(※Wiki先生)。なので、中継手数料不要の可能性が?(※私の期待)
×デメリット
・ATMが使いにくい!コンビニATMに無料回数制を導入してよ!
※注意
・受け取る外貨の普通口座をあらかじめ開いておく必要がある。
・外貨キャッシュの引き出しができる。手数料結構かかる。

以上。
もう頭が持たない。これにて終了!

2014年3月27日補足追記
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category: 海外取引

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