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トマト観察日記 その9  

それにしても雨が降らない。
にわか雨も降らない。
夕立もない。
連日のかんかん照り。
こんな状況がもう2週間以上も、いや3週間になるだろうか?それぐらい続いています。

鉢植えトマト以外の地植えトマトには雨以外の水は与えないことにしており、この状況でもそうしているのですが、トマトは萎れることすらなく枝を張り、実を太らせています。

トマトの乾燥に対する強さはガチですね。
こいつらはマジですごいと思う。

今回は乾燥した地面も写してみました。
●雨除けとマルチを設置したトマト「麗夏」
前回つる下ろしをやり、木の高さを下げたのですが、もう先端が天井に届いて苦しそうになってます。
tomato-20130818_01.jpg
前述したとおり、ぜんぜん雨が降らず干上がった土壌でグングン生長する姿には、ただただ感心します。

ちなみに土はマルチの中もこの通り。
tomato-20130818_02.jpg
湿気すら感じさせない。
畑というより荒地です。

こんな状況でも実はしっかり成長し、赤くなった実を収穫。
ですが、今回収穫したのは先日青虫に食い荒らされた実です。しかも、ヘタの付近に病気のような状態が見られたものです。ひどい姿です・・・
(ノд・。)ううう・・・
tomato-20130818_03.jpg

tomato-20130818_04.jpg
農薬を使う農家の気持ちがわかります。
くやしい・・・。
なお、トマトの後ろの生物は犯人じゃありません。

やつあたりじゃないが載せてみた。
tomato-20130818_05.jpg

食害された部分は表面を切り取れば何の問題もありませんでした。
しかし、ヘタの部分は表面だけでなく、少し中のほうまで黒っぽいしみが入り込んでいました。
それも切り取れば普通に食べられました。やや酸味が強いですが、おいしかったです。


●鉢植えスパルタトマト「桃太郎」
もう生長の見込みがなくなってきました。
tomato-20130818_06.jpg
もう、どうしたら良いかわかりません。


●地植え野ざらし「桃太郎」
こちらも水を与えてませんが、となりに母親がキュウリを植えており、それに時々水撒きをしているため、その水分がこのトマトの付近にも浸透しているのかもしれません。
窒素過多の傾向が強く見られます。
tomato-20130818_07.jpg
葉が厚く重たく茂っています。
新たに花房の先から枝が伸びてます。
tomato-20130818_08.jpg
先端のわき芽もすぐに大きくなり、花を付け、どちらが本体かわからなくなることもありました。

ただ、実の太り方は遅い気がします。
麗夏と桃太郎の違いかもしれませんが、こちらは接木でないので連作障害も考えられますし、窒素過多が影響しているのかもしれません。

植物も生き物。いろいろありますなー。
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