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温州ミカンの鉢植え栽培始めました  

なぜか唐突に果樹の鉢植え栽培をやりたくなった。
植木鉢から伸びる木。そこになる果実。なんだか不思議。

では、何を育てようか?

うちの庭には既にブドウ、柚子、イチジク、ブラックベリーが父親によって植えられている(というか放置されている。本人は世話をしているつもりらしい)。
以前は、金柑やビワ、晩白柚(ばんぺいゆ)なんかもありました。

それら以外がいいな。
あと、近隣で見かけず、鉢植え向きでなるべく難しくないのがいいな。
そして、当然ながら自分が好きなもの。

と言う条件でホームセンターを物色。
いろいろな苗木があるが、柑橘類がかなり多い。
大粒キンカン、レモン、柚子、ジャバラ(花粉症に効くとか)、デコポン(不知火が正式名とは知らなんだ)、失念もろもろいろいろある。俄然柑橘系モードになる中、温州ミカンに目が留まりました。

ラベルの説明を見てみると、植えるのはまさにこの時期。「ご家庭では鉢植えがおすすめ!」と書いてある。

ほう。

温州ミカン。好物です。筋と袋は食べる派です。
ということで、温州ミカンを育ててみることにしました。
購入したのは「宮川早生」という品種。「2年生苗」と書いてある。
この苗にした理由は「2年生」だから。正直2年生の意味はわからない。帰ってググッたけど未だにわからない。
他の苗より少し高かったので、出荷までに1年ぐらい余分に掛かっているんだろう。その分育てやすいのかな?という気持ちで買いました。

上から見た苗
mikan-20140317_01.jpg

これがどう育つのか?
mikan-20140317_02.jpg

買ってきてから知りましたが、この品種は初心者向きで、嬉しいことにトゲが生えないとのこと。
庭の柚子のトゲ、すごいからなあ。剪定が結構大変なんですよ、あのトゲは。

それでは植えます。
用意したのは内径直径30cm×高さ30cmぐらいのプラスチック鉢。
底に軽石を敷き、赤玉土5、腐葉土3、庭の土1、パーライト1ぐらいの割合で混合しました。
庭の土を入れたのは用土をけちるため温州ミカンは日本生まれなので、日本の土を入れてみようという根拠のない考えです。

土の用意ができましたので、ポットから苗を出し、野菜の苗と同じく根の土を洗い落とします。
が、やはり木の根。野菜類の根よりはるかに頑丈。
イチゴやキュウリなどの野菜類は、バケツの中で水流を使って優しく洗いますが、この子はモミモミ、バンバンしてもへっちゃらなぐらいしっかりしてる。
しかし、頑丈なだけに洗いやすい反面、根と根に絡んだ土塊がなかなか落ちない。
春の陽気の中、しばらく格闘。ようやく綺麗になりました。

これで植えます。
と行きたいところですが、ラベルの裏に「2年生苗は根が多いので少量間引いてください」みたいなことが書いてある。
トマトのときもそうですが、根をちぎるのはやっぱり抵抗があるなあ。とか考えながらブチブチと。

でけた。
mikan-20140317_03.jpg

それでは本当に植えます。
植えたときの高さを見ながら適量の土を入れ支柱を立てる。
そこに苗を根を広げながら置き、どんどん土をかぶせます。
最終的には水受け部分ができるよう、鉢の上部より少し下まで土を入れ、接木部分が土に埋まらないようにします。

完成です。
mikan-20140317_04.jpg

肥料はまったく入れてません。
このまま様子を見て、根が定着(枝葉に活動が見られるようになってからかな?)したころに置き肥をしようと思います。
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