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FreeBSD11をレッツノートCF-R3にインストールしようとしたらエラー  

CF-R3にFreeBSD11.3をインストールしようと思ったのですが、インストーラが起動する前にエラーが発生。
なんとか解決できたので備忘録。
■カーネル・パニック
CF-R3が古すぎるせいか、カーネルの読み込み時に

panic: make_dev_sv: bad si_name (error=17, si_name=agpgart)


というエラーが発生して勝手に再起動をしてしまう。
これを解決するためには、インストール・メニュー画面(左側にメニュー一覧があり、右側にFreeBSDマスコットのアスキーアートがある画面)で、メニュー番号「3」番の「Escape to loader prompt」を選択する。

Type '?' for a list of ~
OK


という画面が表示されるのでそこに以下のコマンドを打ち込みます。

set hint.agp.0.disabled=1
set hint.agp.1.disabled=1
boot


これでカーネルが読み込まれインストール作業ができるようになりますが、このままではFreeBSDを起動するたびに上記コマンドの入力が必要になります。
そこで、インストール作業の過程で設定ファイルに上記コマンドを書き込んでおきます。

インストール作業がほぼ終了し「Final Configuration」という画面が出たら「Exit」を選択します。

次に「Manual Configuration」という画面が出るので「Yes」を選択。
するとコマンド入力画面が表示されますので、ファイル編集でコマンドを書き込みます。

# ee /boot/loader.conf


hint.agp.0.disabled="1"
hint.agp.1.disabled="1"

[ファイルを保存して終了]

# exit


これで完了です。
REBOOTで再起動しましょう。



■DVDドライブのマウントに失敗する
カーネルを読み込んでいる過程で、
Mounting from cd9660:/dev/iso9660/11_3_RELEASE_I386_DVD failed with error 19.


というエラーが出て

Loader variables:



mountroot>


というメッセージがずらずら出てくる。
ここで以下を打ち込む。

mountroot> cd9660:/dev/cd0 ro


なお、この画面ではキー入力しても画面に入力内容が反映されない。shiftキーを押すと入力内容が画面に反映されます。
とりあえず、「cd9660:/dev/da0 ro」と打ち込んでshiftキーを押す。そしてエンターキーを押すと実行されます。
なお、この画面ではキーの位置が代わっています。「:」はshiftを押しながら「;」を押します。

ちなみに、上記「Mounting from ~」エラーが出て「mountroot>」が表示されない状態で止まっている場合は「shift」を押すと表示されます。

ところで、ここで入力した「cd9660:/dev/cd0 ro」というのは、「Loader variables:~」の中に「eg.」として表示されていたものを打ち込みました。
環境によってはデバイス名が違ったりするかもしれません。「eg.(たとえば)」で表示されているものを試してみてください。
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