ゴースト現象が酷いのでATENのDVI接続CPU切替器に買い換えてみた 
2016/04/30 Sat.
このゴーストは脳内に囁くのではなく、視界に介入してくるタイプ。
水平方向に乱視のように二重三重にずれて見えます。
なぜゴーストが発生するのか?
アナログ接続だから。
はい。せっかくの最新ディスプレイにVGA(D-sub)端子のアナログ接続をしてます。
もったいないことをしているのはわかってます。私もクリアなデジタル接続画面にしたいです。でも、しかたないのです。
なぜなら
このCPU切り替え器を使っているからなのです!
いやー。買い換えたいんだけどねー。高いのよ。KVM。
今使っているサンワサプライの、DVI端子4台対応タイプなんて3万もするし。
そのサンワサプライの製品は「ATEN」というメーカーのOEMなんだそうだが、供給元のATENの製品も2万後半台ぐらいする。
エレコムやRATOCはそこそこ安いんですが、購入者のコメントや機能をいろいろと見ていると、ちょっと躊躇してしまう。
特に、キーボードで切り替えるとき、順方向に順番通り(1→2→3→4→1)の切り替えしかできないらしい。これ、なにげに面倒。ささいなことですがこういった部分はストレスになりやすい。
他にも、ホットキーの設定には別途ソフトをインストールしないといけないと言うのも不便。OS次第になっちゃうからね。
まあ、そんなこともあって、この2メーカーは選択肢になりませんでした。
そこで、残ったのが「ATEN(とサンワサプライ)」の製品。
これらはホットキーが充実しているのが魅力。
順送りや番号直接指定の切替ができるのはもちろんのこと、なにより、設定ソフトをインストールしなくてもキーボードからKVM本体の動作設定やホットキー変更と言ったコンフィグ設定ができるのが素敵。使っているパソコンのOSに関係なく設定できちゃうのです。
さらに、この手の機器には珍しく、ファームウェアの更新もできます(なぜかOEMのサンワサプライの製品にはアップデート機能がない)。
ということで、検討の結果購入したい機種は「ATEN CS1764A」となりました。
で、「急に円高になったので個人輸入をやってみた」の通り、個人輸入でお安くポチる。
届きました。
開封。
アダプターがドイツで使用されるCタイプコンセントプラグなのはご愛嬌。
※ちゃんと日本用の変換アダプターを販売業者が同梱してくれてた。感謝。
簡易マニュアル。
開くと日本語説明もちゃんとありました。
取扱説明書。
こちらは全編英語です。
さて、接続説明です・・・・・・が、いらないですね。
付属のケーブルを刺せるところに刺したら完了です。
そして、パソコンの電源を入れたら、おお!クリアな画像!ゴーストなんて当然でない!
ああ、やっぱ結構違うなあ。
ゴーストのある画面に慣れていたけど、やっぱクリアな画面は綺麗だわ。
他のパソコンの電源を投入。
立ち上がった頃合いを見て切り替える。
ヒューッ!ばっちりビッグサイズで勃ち上がってるぜ。レディ。
そう、切り替え器を替える理由がもう一つありまして、それが「裏起動」。
この機能は、ディスプレイ情報をKVM自信が記憶しておき、切り替えスイッチがオフのパソコンを起動しても、そのパソコンにディスプレイ情報を渡してパソコンに設定されている画面サイズで起動できると言うものです。
この機能がない切り替え器の場合、起動させるパソコンに切り替えスイッチを合わせておかないと、画面サイズが意図しないサイズ(ワイド液晶なのにスクエアサイズなど)で立ち上がってしまい、結構面倒くさいのです。
この裏起動もばっちりOK!
ああ、今まで他のPCを起動するとき、わざわざそのパソコンにスイッチを切り替えて、ログイン画面が出るまでじっと待っていた煩わしさから開放された!
(ノω・、) うぅぅぅぅ・・・
と、感動しながら一通り全てのポートを確認していたら、サーバーの画面だけでない。
ああ、KVMの電源を入れる前に起動していたコンピューターは認識できないのね。
・・・・・・えぇぇぇ。サーバー再起動かいな・・・・・。まあ・・・しゃーない。
パソコンから遠隔で「reboot」。
無事画面が表示。再起動後のいろいろを行ってサーバーもOK。
そうそう、ちょっと残念だったのがマウス。ロジクールの「M500」というマウスを使っているのですが、「CS1764A」の初期状態ではこのマウスのサイドボタンが動かなくなってしまった。
そこで、「マウスエミュレート機能」をオフにすると問題なく動くようになりました。
このマウスエミュレート機能は裏起動時にパソコンにマウス・キーボードが接続されているかのように振舞う機能で、これをオフにすると、スイッチを切り替えるたびにマウス等が切断・認識という状態になり、「ベンッ」「ベンッ」とか言うんですが、今までの切り替え器がそうだったので私は気にならない。
ただ、ATENはこの「CS1764A」は多機能マウスに対応。と謳っているので、動くマウスもあるんでしょう。
ロジクールはウチのマウスはKVMを通すと正常に機能しないよ!と言いきっている。ある意味、ロジクール漢らしい。
あ、そだ、「CS1764A」すげーなあと思った点、パソコン制御機能(ディスプレイと入力デバイスのことね)とスピーカー・ラインを個別に切り替えることができるのです!
ウチは4台のうち1台をゲームエンターテイメント・マシンとしているのですが、この機体にのみスピーカーを接続していました。
本体が離れたところにあるので、今まではUSBケーブル、オーディオ・ケーブル共に延長ケーブルを使って接続していました。
しかし、「CS1764A」にはオーディオ用の端子があるので、まず、接続がすっきりとしました。
そして、一般に切り替え器と言うのは、接続しているケーブルを全て同時に切り替えますが、「CS1764A」の場合、たとえば、「B」パソコンを立ち上げて音楽を鳴らし、「A」パソコンにディスプレイと入力デバイスだけ切り替えて、スピーカーは「B」とつながったままにすることができるんです!すげーでしょ?
さらに、この機種はマウス・キーボードとは別のUSBポートも持っています。このUSB端子も単独で切り替えることができます。
いや、まじ便利。
「B」パソコンで音楽鳴らして、「C」パソコンでUSB接続プリンターで印刷して、「A」パソコンで艦これすることができるのです!はわわわ、艦これじゃなくてお仕事なのです!
■ATEN CS1764Aの特徴
●DVI端子
●4台のパソコンを接続可能
●裏起動可能
●本体にホットキー設定機能があり、ソフトウェアのインストールなしで設定変更可能
●電源が必要(アダプター同梱)
●全機能の切り替え、パソコン制御機能(ディスプレイと入力デバイス)のみの切り替え、KVM本体のUSBハブ機能だけの切り替え、オーディオ機能だけの切り替えができる。
●上記切替を本体スイッチ、キーボードでできる。
ATENジャパン DVI対応KVMPスイッチ 4ポート CS1764A
水平方向に乱視のように二重三重にずれて見えます。
なぜゴーストが発生するのか?
アナログ接続だから。
はい。せっかくの最新ディスプレイにVGA(D-sub)端子のアナログ接続をしてます。
もったいないことをしているのはわかってます。私もクリアなデジタル接続画面にしたいです。でも、しかたないのです。
なぜなら
このCPU切り替え器を使っているからなのです!
いやー。買い換えたいんだけどねー。高いのよ。KVM。
今使っているサンワサプライの、DVI端子4台対応タイプなんて3万もするし。
そのサンワサプライの製品は「ATEN」というメーカーのOEMなんだそうだが、供給元のATENの製品も2万後半台ぐらいする。
エレコムやRATOCはそこそこ安いんですが、購入者のコメントや機能をいろいろと見ていると、ちょっと躊躇してしまう。
特に、キーボードで切り替えるとき、順方向に順番通り(1→2→3→4→1)の切り替えしかできないらしい。これ、なにげに面倒。ささいなことですがこういった部分はストレスになりやすい。
他にも、ホットキーの設定には別途ソフトをインストールしないといけないと言うのも不便。OS次第になっちゃうからね。
まあ、そんなこともあって、この2メーカーは選択肢になりませんでした。
そこで、残ったのが「ATEN(とサンワサプライ)」の製品。
これらはホットキーが充実しているのが魅力。
順送りや番号直接指定の切替ができるのはもちろんのこと、なにより、設定ソフトをインストールしなくてもキーボードからKVM本体の動作設定やホットキー変更と言ったコンフィグ設定ができるのが素敵。使っているパソコンのOSに関係なく設定できちゃうのです。
さらに、この手の機器には珍しく、ファームウェアの更新もできます(なぜかOEMのサンワサプライの製品にはアップデート機能がない)。
ということで、検討の結果購入したい機種は「ATEN CS1764A」となりました。
で、「急に円高になったので個人輸入をやってみた」の通り、個人輸入でお安くポチる。
届きました。
開封。
アダプターがドイツで使用されるCタイプコンセントプラグなのはご愛嬌。
※ちゃんと日本用の変換アダプターを販売業者が同梱してくれてた。感謝。
簡易マニュアル。
開くと日本語説明もちゃんとありました。
取扱説明書。
こちらは全編英語です。
さて、接続説明です・・・・・・が、いらないですね。
付属のケーブルを刺せるところに刺したら完了です。
そして、パソコンの電源を入れたら、おお!クリアな画像!ゴーストなんて当然でない!
ああ、やっぱ結構違うなあ。
ゴーストのある画面に慣れていたけど、やっぱクリアな画面は綺麗だわ。
他のパソコンの電源を投入。
立ち上がった頃合いを見て切り替える。
ヒューッ!ばっちりビッグサイズで勃ち上がってるぜ。レディ。
そう、切り替え器を替える理由がもう一つありまして、それが「裏起動」。
この機能は、ディスプレイ情報をKVM自信が記憶しておき、切り替えスイッチがオフのパソコンを起動しても、そのパソコンにディスプレイ情報を渡してパソコンに設定されている画面サイズで起動できると言うものです。
この機能がない切り替え器の場合、起動させるパソコンに切り替えスイッチを合わせておかないと、画面サイズが意図しないサイズ(ワイド液晶なのにスクエアサイズなど)で立ち上がってしまい、結構面倒くさいのです。
この裏起動もばっちりOK!
ああ、今まで他のPCを起動するとき、わざわざそのパソコンにスイッチを切り替えて、ログイン画面が出るまでじっと待っていた煩わしさから開放された!
(ノω・、) うぅぅぅぅ・・・
と、感動しながら一通り全てのポートを確認していたら、サーバーの画面だけでない。
ああ、KVMの電源を入れる前に起動していたコンピューターは認識できないのね。
・・・・・・えぇぇぇ。サーバー再起動かいな・・・・・。まあ・・・しゃーない。
パソコンから遠隔で「reboot」。
無事画面が表示。再起動後のいろいろを行ってサーバーもOK。
そうそう、ちょっと残念だったのがマウス。ロジクールの「M500」というマウスを使っているのですが、「CS1764A」の初期状態ではこのマウスのサイドボタンが動かなくなってしまった。
そこで、「マウスエミュレート機能」をオフにすると問題なく動くようになりました。
このマウスエミュレート機能は裏起動時にパソコンにマウス・キーボードが接続されているかのように振舞う機能で、これをオフにすると、スイッチを切り替えるたびにマウス等が切断・認識という状態になり、「ベンッ」「ベンッ」とか言うんですが、今までの切り替え器がそうだったので私は気にならない。
ただ、ATENはこの「CS1764A」は多機能マウスに対応。と謳っているので、動くマウスもあるんでしょう。
ロジクールはウチのマウスはKVMを通すと正常に機能しないよ!と言いきっている。ある意味、ロジクール漢らしい。
あ、そだ、「CS1764A」すげーなあと思った点、パソコン制御機能(ディスプレイと入力デバイスのことね)とスピーカー・ラインを個別に切り替えることができるのです!
ウチは4台のうち1台をゲームエンターテイメント・マシンとしているのですが、この機体にのみスピーカーを接続していました。
本体が離れたところにあるので、今まではUSBケーブル、オーディオ・ケーブル共に延長ケーブルを使って接続していました。
しかし、「CS1764A」にはオーディオ用の端子があるので、まず、接続がすっきりとしました。
そして、一般に切り替え器と言うのは、接続しているケーブルを全て同時に切り替えますが、「CS1764A」の場合、たとえば、「B」パソコンを立ち上げて音楽を鳴らし、「A」パソコンにディスプレイと入力デバイスだけ切り替えて、スピーカーは「B」とつながったままにすることができるんです!すげーでしょ?
さらに、この機種はマウス・キーボードとは別のUSBポートも持っています。このUSB端子も単独で切り替えることができます。
いや、まじ便利。
「B」パソコンで音楽鳴らして、「C」パソコンでUSB接続プリンターで印刷して、「A」パソコンで艦これすることができるのです!はわわわ、艦これじゃなくてお仕事なのです!
■ATEN CS1764Aの特徴
●DVI端子
●4台のパソコンを接続可能
●裏起動可能
●本体にホットキー設定機能があり、ソフトウェアのインストールなしで設定変更可能
●電源が必要(アダプター同梱)
●全機能の切り替え、パソコン制御機能(ディスプレイと入力デバイス)のみの切り替え、KVM本体のUSBハブ機能だけの切り替え、オーディオ機能だけの切り替えができる。
●上記切替を本体スイッチ、キーボードでできる。
ATENジャパン DVI対応KVMPスイッチ 4ポート CS1764A
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