椿油作ってみた セカンドエディション 
2016/11/27 Sun.
前回、初めて椿油作りに挑戦した結果、663gの種子から23gの油しか取れませんでした。
そのふがいない結果にショックを受けた私は、一人山に篭り修行に明け暮れました。
それから2年。
私は、打倒椿油を誓い、再び奴等に立ち向かうことにいたしました!
そのふがいない結果にショックを受けた私は、一人山に篭り修行に明け暮れました。
それから2年。
私は、打倒椿油を誓い、再び奴等に立ち向かうことにいたしました!
えー、前回。椿油の作り方は2種類あることを書きました。そして、前回は煮出し方式をやりました。
同じことやってもしょうがないよね。
ということで、今回は圧搾方式をやってみたいと思います。
そこで、ご用意した道具がこちら
●蒸し器
●ポテトマッシャー
です。
前回は茹でましたが、今回は蒸します。蒸して潰し搾り出す。という算段です。
しかし、当初、手軽に強い圧力をかける方法がぜんぜん思いつきませんでした。
「なんかないかなあ」とホームセンターを物色していたときに見つけたのが「ハンドジューサー」。
こんなやつです。
「これだ!」と思って買おうとしたのですが、良く見ると「持ち手」と「レバー」部分が「溶接」で本体につけられている。
うーん。お粗末な溶接の場合、簡単に折れるんだよなあ。
今回は思いっきり力をかけたいので、板金加工でできたものがないかなあとネットをさまよって見つけたのが上記のものです。
ポテトマッシャー ステンレス製 燕三条製
燕三条とは新潟県の?ほう。いいね。それより、写真を見て一番気に入ったのが溶接をしていないということ。これは思いっきり使えそうだ。ということで、このためにわざわざ購入しました。
ということで、まずは種子集め。
いい色になった果実をもぎとり収穫。
覚醒の時!!
盛り上がってまいりました!
くぱー。くぴゃー。
果実だけではなく、地面に落ちた種子も日々せっせと集め、ほぼ採り尽くしましたので天気のいい日に5日間、天日干ししました。
天日干し後の種の重量を計測。
1681g!
ダケジャナイヨ!
どーん!
1012g!
あわせて2693gだ!!!
ちなみにこのお皿は14号サイズ用の鉢底皿です。
それでは、殻潰しです。
前回は新聞紙に包んでやりましたが、今回は量が多い。飛び散らないように工夫します。
適当な段ボール箱に新聞を敷き
さらに新聞紙を敷いてそれで種を包んで
コンクリートブロックを叩き込む!
・・・・・・・・・
が、
ダンボールがひしゃげました。
それに、種同士がクッションの役割を果たし、ブロックの衝撃を吸収してうまく砕けません。
それならば、シンプルに新聞で包んで潰す。
が、種が飛び散りました。
ぐぬぬ。ならばこれでどうだ!メロンで使った収穫ネットだ!
ネットの半分量ぐらいの種を入れて新聞をかぶせて、ブロックどーーん!
簡単に破れて種が飛び散りました。
うん。一気にやろうとするのがダメなんですね。
これぐらいの量で
5回に分けて、新聞に包んでブロックを叩きつけたら簡単に砕けました。
さて、前回は大まかに砕いた後、すりこ木でさらに細かくしましたが、今回は文明の利器を使います。これです!
コーヒーメーカー!のミル!
これでさらに砕きます。が、ちょっと殻が多いので大まかに取り除く・・・作業を始めたらオカンが参入!
えええ!意外。こんな面倒な作業、絶対手伝わない人が何も言わないのに手伝い始めた・・・。怖い。理由を聞いてみる。
「ハヤク・・・アブラ・・・シボレ・・・」
ほう。椿油が早く欲しいだけのようだ。餌付け成功と言うところか。ニヤリ。
意外な手助けで予想以上に殻が取り除けたところでミル開始。
いやー、便利だねぇ。種の殻ぐらい簡単に砕きます。
ミルのおかげで
どーん!
それでは、蒸します。
蒸し布の目は粗いので、念のためキッチンペーパーを敷きます。
上の写真のボール1杯分を入れて、15分ほど蒸しました。
ポテトマッシャーに目の細かい布巾を敷いて、そこに蒸しあがった椿粉をスプーンで入れる。
そして、渾身の力で搾り出すと!
ええ・・・・・・・・
気を取り直して2回。そして、3回・・・あかん。まったく絞れない・・・。理由は蒸した粉が冷めてきたから。冷めてカチカチに固まりだした。
あかん。あかんやん。リアルにあかんやん。
終了~
しばしぼーぜん。
予定では「圧力スゲー!こんなに採れました!」だったのに・・・。
カチカチに固まった粉は、例えるなら少し脆いコンクリートブロックのような感触。とにかく粒が固い。
はあ~・・・・・・・・
が、ひるんでいる場合ではない!こうなったら、煮出すしかない!
はーい、鍋に投入しまーす。
けどね。このままだったら前回と一緒。今回は煮詰めながら茹でた粉を圧搾します!
搾りかす。
※ゲ○みたいだから画像を大きくしないほうがいいかも。
全ての粉を茹で、その煮汁に圧搾した汁も混ぜて、前回同様、フライパンでさらに煮詰めます!
はい、コールタールの出来上がり。
コーヒーフィルターを破って開いてザルに隙間ができないように敷き詰めます。
そのザルをボールに載せて、先ほどのタールを流し込む。
それをビニール袋で包んで4日間放置すると
アスファルトの完成です。
良く見ると、表面にも油が浮き出てますね。
ボールに溜まった油はと言うと、
こんなです。
今回は貪欲に行きます。
ポテトマッシャーに布巾を敷いて、スプーンでアスファルトのような澱を詰め、搾る。うお!出てくる出てくる!
すべての澱を絞りだした椿油です。
全量110g。
前回の5倍ほど採れました!
とは言っても、使った量が多いからね。ちょっと採取率を計算してみよう。
●前回
種子重量:663g
採取油量:23g
採取率:3.5%
●今回
種子重量:2693g
採取油量:110g
採取率:4.1%
うん。良くわからない。
今回、作業開始から煮詰め終了までにかかった時間は約7時間。休憩などとっていません。魂が抜けた時間以外、ぶっ通しの作業です。
ただただくたびれました、が、できた油を見ていると、やっぱり、嬉しい。
その油は早速、妖怪油舐めが使ってます。
なお、少量で作業される場合、殻は取ったほうがいいです。
細かく砕いた殻が圧搾の邪魔をしているみたいです。
殻がなければポテトマッシャーでしっかり搾れるように思いました。
そうそう、茹でカスは庭の畑コーナーへぽいーです。
五島食用椿油500ml
同じことやってもしょうがないよね。
ということで、今回は圧搾方式をやってみたいと思います。
そこで、ご用意した道具がこちら
●蒸し器
●ポテトマッシャー
です。
前回は茹でましたが、今回は蒸します。蒸して潰し搾り出す。という算段です。
しかし、当初、手軽に強い圧力をかける方法がぜんぜん思いつきませんでした。
「なんかないかなあ」とホームセンターを物色していたときに見つけたのが「ハンドジューサー」。
こんなやつです。
「これだ!」と思って買おうとしたのですが、良く見ると「持ち手」と「レバー」部分が「溶接」で本体につけられている。
うーん。お粗末な溶接の場合、簡単に折れるんだよなあ。
今回は思いっきり力をかけたいので、板金加工でできたものがないかなあとネットをさまよって見つけたのが上記のものです。
ポテトマッシャー ステンレス製 燕三条製
燕三条とは新潟県の?ほう。いいね。それより、写真を見て一番気に入ったのが溶接をしていないということ。これは思いっきり使えそうだ。ということで、このためにわざわざ購入しました。
ということで、まずは種子集め。
いい色になった果実をもぎとり収穫。
覚醒の時!!
盛り上がってまいりました!
くぱー。くぴゃー。
果実だけではなく、地面に落ちた種子も日々せっせと集め、ほぼ採り尽くしましたので天気のいい日に5日間、天日干ししました。
天日干し後の種の重量を計測。
1681g!
ダケジャナイヨ!
どーん!
1012g!
あわせて2693gだ!!!
ちなみにこのお皿は14号サイズ用の鉢底皿です。
それでは、殻潰しです。
前回は新聞紙に包んでやりましたが、今回は量が多い。飛び散らないように工夫します。
適当な段ボール箱に新聞を敷き
さらに新聞紙を敷いてそれで種を包んで
コンクリートブロックを叩き込む!
・・・・・・・・・
が、
ダンボールがひしゃげました。
それに、種同士がクッションの役割を果たし、ブロックの衝撃を吸収してうまく砕けません。
それならば、シンプルに新聞で包んで潰す。
が、種が飛び散りました。
ぐぬぬ。ならばこれでどうだ!メロンで使った収穫ネットだ!
ネットの半分量ぐらいの種を入れて新聞をかぶせて、ブロックどーーん!
簡単に破れて種が飛び散りました。
うん。一気にやろうとするのがダメなんですね。
これぐらいの量で
5回に分けて、新聞に包んでブロックを叩きつけたら簡単に砕けました。
さて、前回は大まかに砕いた後、すりこ木でさらに細かくしましたが、今回は文明の利器を使います。これです!
コーヒーメーカー!のミル!
これでさらに砕きます。が、ちょっと殻が多いので大まかに取り除く・・・作業を始めたらオカンが参入!
えええ!意外。こんな面倒な作業、絶対手伝わない人が何も言わないのに手伝い始めた・・・。怖い。理由を聞いてみる。
「ハヤク・・・アブラ・・・シボレ・・・」
ほう。椿油が早く欲しいだけのようだ。餌付け成功と言うところか。ニヤリ。
意外な手助けで予想以上に殻が取り除けたところでミル開始。
いやー、便利だねぇ。種の殻ぐらい簡単に砕きます。
ミルのおかげで
どーん!
それでは、蒸します。
蒸し布の目は粗いので、念のためキッチンペーパーを敷きます。
上の写真のボール1杯分を入れて、15分ほど蒸しました。
ポテトマッシャーに目の細かい布巾を敷いて、そこに蒸しあがった椿粉をスプーンで入れる。
そして、渾身の力で搾り出すと!
ええ・・・・・・・・
気を取り直して2回。そして、3回・・・あかん。まったく絞れない・・・。理由は蒸した粉が冷めてきたから。冷めてカチカチに固まりだした。
あかん。あかんやん。リアルにあかんやん。
終了~
しばしぼーぜん。
予定では「圧力スゲー!こんなに採れました!」だったのに・・・。
カチカチに固まった粉は、例えるなら少し脆いコンクリートブロックのような感触。とにかく粒が固い。
はあ~・・・・・・・・
が、ひるんでいる場合ではない!こうなったら、煮出すしかない!
はーい、鍋に投入しまーす。
けどね。このままだったら前回と一緒。今回は煮詰めながら茹でた粉を圧搾します!
搾りかす。
※ゲ○みたいだから画像を大きくしないほうがいいかも。
全ての粉を茹で、その煮汁に圧搾した汁も混ぜて、前回同様、フライパンでさらに煮詰めます!
はい、コールタールの出来上がり。
コーヒーフィルターを破って開いてザルに隙間ができないように敷き詰めます。
そのザルをボールに載せて、先ほどのタールを流し込む。
それをビニール袋で包んで4日間放置すると
アスファルトの完成です。
良く見ると、表面にも油が浮き出てますね。
ボールに溜まった油はと言うと、
こんなです。
今回は貪欲に行きます。
ポテトマッシャーに布巾を敷いて、スプーンでアスファルトのような澱を詰め、搾る。うお!出てくる出てくる!
すべての澱を絞りだした椿油です。
全量110g。
前回の5倍ほど採れました!
とは言っても、使った量が多いからね。ちょっと採取率を計算してみよう。
●前回
種子重量:663g
採取油量:23g
採取率:3.5%
●今回
種子重量:2693g
採取油量:110g
採取率:4.1%
うん。良くわからない。
今回、作業開始から煮詰め終了までにかかった時間は約7時間。休憩などとっていません。魂が抜けた時間以外、ぶっ通しの作業です。
ただただくたびれました、が、できた油を見ていると、やっぱり、嬉しい。
その油は早速、妖怪油舐めが使ってます。
なお、少量で作業される場合、殻は取ったほうがいいです。
細かく砕いた殻が圧搾の邪魔をしているみたいです。
殻がなければポテトマッシャーでしっかり搾れるように思いました。
そうそう、茹でカスは庭の畑コーナーへぽいーです。
五島食用椿油500ml
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