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太郎苗と次郎苗の考察  

イチゴの株を増やすとき、通常「太郎苗(子株)」を使わず、それ以降の「次郎苗(孫株)」「三郎苗(ひ孫株)」を使う方が良いみたいに言われます。

今回のイチゴ達の一部は、昨年育てたイチゴを自分で株分けした苗を使用しています。

一応セオリー通り、次郎苗以降の苗を利用しているのですが、カレンベリーだけは育成の関係で太郎苗も使用しました。

そこで、そのカレンベリーを観察し、本当のところ太郎苗は使わない方がいいのか?と言うのを見てみたいと思います。
ところで、今回、カレンベリーだけはなぜ太郎苗を使ったかと言うと、株を増やす作業をしているとき、カレンベリーだけランナーの出が遅く、次郎苗以下が十分に育っていなかったためです。

それでは、まずは葉を見てみます。
ichigo-20160507_11.jpg
やはり、元の株が大きい太郎苗が一番しっかりしています。

次に株の成長具合を見て見ます。
●太郎【A】
ichigo-20160507_12.jpg

●次郎【A】
ichigo-20160507_13.jpg
ichigo-20160507_14.jpg

●太郎【B】
ichigo-20160507_15.jpg

●次郎【B】
ichigo-20160507_16.jpg
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【B】のプランターは先日謎の生物にひっくり返されたので、ちょっと哀れな状態になっていますが、いずれも太郎苗の株が一番しっかりと大きく成長しており、花芽も多く付いています。

これを見る限り、太郎苗、次郎苗と言うこだわりよりも、苗の植え付け時期にしっかりとクラウン部分が太った苗を選ぶ方が重要なようです。

というか、そういう苗を育てなければダメだと言うことですね。
そのためにも、苗床肥料は重要。
昨年の私の育苗は両方ともおろそかだった。反省。

次回は・・・・・・・・・うーん。イチゴの株分け。結構大変よね。

ま、ということで、太郎苗だからダメってことはないという結論で終わります。
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