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FreeBSDでFAT32フォーマットのUSBメモリをマウントする方法  

以前UFSやNTFSのことを書きましたFAT32のことも書いておくのと、以前の記事の補足みたいなことも備忘録。
USBメモリをパソコンに差し込んで、FreeBSDが認識しているデバイス番号を特定する必要があります。
そこで、まず最初にdmesgコマンドを使います。

# dmesg

ずらずらっと文字列が表示されるのでその中からUSBメモリを見つけます。おそらく最後の部分に書かれていると思います。

da0: <KIOXIA TransMemory PMAP> Removable Direct Access SPC-4 SCSI device


このような記載があります。これでこのUSBメモリのデバイス番号が「da0」ということがわかります。

次にgpartコマンドで、USBメモリの中のFAT32フォーマットされた領域に割り当てられた番号を確認します。

# gpart show

=>      63  60493761  da0  MBR  (29G)
        63      1985       - free -  (993K)
      2048  60491776    1  fat32lba  [active]  (29G)


ずらずらっと表示されると思いますが、「da0」を探すと上記のようなメッセージがありました。
このメッセージの「fat32」が記載されている行を見ると、「da0」の欄に「1」と書かれています。

次にデバイスディレクトリの中の「da0」の一覧を見てみます。

# ls /dev/da0*

/dev/da0        /dev/da0s1


これでUSBメモリのFAT32領域が「da0s1」というデバイス番号で認識されていることがわかりました。

それではマウントします。
USBメモリの中のファイルやディレクトリに日本語が使われてなければ

# mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt

日本語が使われていたら

# mount_msdosfs -L ja_JP.UTF-8 /dev/da0s1 /mnt

とやらないとファイルやディレクトリが表示されません。
※「-L」オプションの日本語指定にはほかに「ja_JP.eucJP」「ja_JP.SJIS」があります。
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