FreeBSDでFAT32フォーマットのUSBメモリをマウントする方法 
2024/12/12 Thu.
以前UFSやNTFSのことを書きましたがFAT32のことも書いておくのと、以前の記事の補足みたいなことも備忘録。
USBメモリをパソコンに差し込んで、FreeBSDが認識しているデバイス番号を特定する必要があります。
そこで、まず最初にdmesgコマンドを使います。
# dmesg
ずらずらっと文字列が表示されるのでその中からUSBメモリを見つけます。おそらく最後の部分に書かれていると思います。
このような記載があります。これでこのUSBメモリのデバイス番号が「da0」ということがわかります。
次にgpartコマンドで、USBメモリの中のFAT32フォーマットされた領域に割り当てられた番号を確認します。
# gpart show
ずらずらっと表示されると思いますが、「da0」を探すと上記のようなメッセージがありました。
このメッセージの「fat32」が記載されている行を見ると、「da0」の欄に「1」と書かれています。
次にデバイスディレクトリの中の「da0」の一覧を見てみます。
# ls /dev/da0*
これでUSBメモリのFAT32領域が「da0s1」というデバイス番号で認識されていることがわかりました。
それではマウントします。
USBメモリの中のファイルやディレクトリに日本語が使われてなければ
# mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt
日本語が使われていたら
# mount_msdosfs -L ja_JP.UTF-8 /dev/da0s1 /mnt
とやらないとファイルやディレクトリが表示されません。
※「-L」オプションの日本語指定にはほかに「ja_JP.eucJP」「ja_JP.SJIS」があります。
そこで、まず最初にdmesgコマンドを使います。
# dmesg
ずらずらっと文字列が表示されるのでその中からUSBメモリを見つけます。おそらく最後の部分に書かれていると思います。
da0: <KIOXIA TransMemory PMAP> Removable Direct Access SPC-4 SCSI device
このような記載があります。これでこのUSBメモリのデバイス番号が「da0」ということがわかります。
次にgpartコマンドで、USBメモリの中のFAT32フォーマットされた領域に割り当てられた番号を確認します。
# gpart show
=> 63 60493761 da0 MBR (29G)
63 1985 - free - (993K)
2048 60491776 1 fat32lba [active] (29G)
ずらずらっと表示されると思いますが、「da0」を探すと上記のようなメッセージがありました。
このメッセージの「fat32」が記載されている行を見ると、「da0」の欄に「1」と書かれています。
次にデバイスディレクトリの中の「da0」の一覧を見てみます。
# ls /dev/da0*
/dev/da0 /dev/da0s1
これでUSBメモリのFAT32領域が「da0s1」というデバイス番号で認識されていることがわかりました。
それではマウントします。
USBメモリの中のファイルやディレクトリに日本語が使われてなければ
# mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt
日本語が使われていたら
# mount_msdosfs -L ja_JP.UTF-8 /dev/da0s1 /mnt
とやらないとファイルやディレクトリが表示されません。
※「-L」オプションの日本語指定にはほかに「ja_JP.eucJP」「ja_JP.SJIS」があります。
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