脱力系備忘録BloG ホーム » やってみた »EWI USBを分解してオクターブコントローラーのグリスアップをやりました

EWI USBを分解してオクターブコントローラーのグリスアップをやりました  

EWI USBオクターブコントローラーの回転が軽すぎるようになってきた。

さすがにちょっと使いにくいと感じるようになったのでグリスアップすることにしました。

このオクターブコントローラーはタッチセンサーみたいなもので、どのローラーに指が触れているかを電気的に判定しています。

ですのでグリスとして導電性グリスを用意する必要があり、ネットを調べたらEWIのグリスアップの定番アイテムになっているこちら
ewi-20220908_01.jpg
ナガラ テナメイトをポチリました。

ただ、電気的な導電性ではキタコカーボングリスの方が良いようです。
そこで、メーカーに電話で問い合わせ回転軸の潤滑グリスとして使えるか聞いてみたところ「何とも言えない。あくまでも端子保護としてのグリスとして提供しています」という回答。

まあね。メーカーなので試験してないことを「大丈夫ちゃいまっか?」とは言えないでしょうね。

で、どうするか考えたのですが、車の端子に塗られているグリスって、時間がたったものは固くなっているイメージがあるのでローラーが回らなくなるとまずい。

ということで見送りました。


さて、それでは分解です。

分解手順書のような大げさなものではありませんが、取り外すネジだけを備忘録しておきます。

その前に、お決まり事ですが、分解は自己責任でね♪
本体裏面の黄色円で囲った個所のネジを外します。
ewi-20220908_02.jpg
それと、マウスピース部分も外します。

音階タッチセンサーのある上側とオクターブコントローラーのある下側を持ってゆっくりと力をかけて分離させます。

分離出来たら黄色矢印箇所のネジを外します。下二つの黄色矢印箇所のネジが写真では見えませんが、シリコンパイプの下に隠れて見えないだけです。
ewi-20220908_03.jpg

ネジを外したら紫矢印のコネクタを外します。
右と真ん中の紫矢印コネクタはEWI本体に対して垂直方向に基盤を引っ張ると外れます。
紫矢印はEWI本体に対して左右方向に引っ張ると外れます。

それでようやくオクターブコントローラーを取り出すことができます。

次にオクターブコントローラーからローラーを取り出します。

ローラーを外して分解した様子がこちら。
ewi-20220908_04.jpg
取り出し方は左のナットをラジオペンチで挟ん右のボルトをプラスドライバーで回すと外せます。

このボルトが意外と固くしまってますので舐めないように圧をかけてゆっくり回してください。

なお、EWI USBは両端のローラーは回転しません。グリスアップの必要がないので外す必要がありません(私はうっかり外しました)。

私はグリスを綿棒にこれぐらい取って軸に塗りつけました。塗る量は・・・よくわからないのでご自身の判断で。
ewi-20220908_05.jpg

そうそう、せっかく分解したのでローラーをコンタクトスプレーで磨いておきました。


分解した逆の手順で組み上げてローラーの感触を確かめると、いい感じに重くなってます♪

ですが、ちゃんと演奏できるだろうか?

不安を感じつつセットして吹いてみたら・・・OK!

ということでグリスアップ完了です。


で、です。

練習を終えてローラーをにんまり見ていると、ふと疑問が浮かんできました。

これ、導電性グリスの必要あるか?

普通のグリスでいけるんちゃうか?

ローラーの構造を思い出してみると、ローラーと基盤が電気的につながっているような気がする。

タッチセンサーだから頭から導電性グリス!と思い込んでいたけど、どうなん?

いまさら再度分解してグリスを洗い流して試してみる気はないので、詳しい人の登場を求ム。


ナガラ テナメイト(導電性グリース)
ナガラ テナメイト
関連記事

category: やってみた

この記事へのコメント

コメントの投稿

非公開コメント

コメントは全て管理人が内容を確認してから表示されます(非公開コメント除く)。
内容によっては表示されない場合がありますことご了承願います。

プロフィール

お問い合わせ

最新記事

最新コメント

▲ Pagetop