第2種電気工事士技能試験の練習用に配線チェッカーを自作してみた 
2023/10/06 Fri.
今年の第2種電気工事士上期試験を受け、合格。免状を取得しペーパー電気工事士になることができました。
私は電気関係に疎く、公式や理屈、数値や道具の名前、用途などをなかなか覚えられず筆記試験対策も苦労しましたが、技能試験対策も苦労しました。
道具を一から買い揃え、慣れないケーブルで刺し傷切り傷を作りながらひたすら地道に練習を重ねたのが、すでに懐かしい思い出です。
さて、そんな技能試験の練習をしているときに「これで正しく結線できてるんやろか?」という疑問が浮かびます。
一人で練習しているので全てが手探りです。疑問だらけです。
ホーザンの練習用部材セットを購入したのでこれのハンドブックの完成写真と見比べてみるけど、いちいち見比べるのはさすがにしんどい。
もっと簡単に結線状態をチェックできないか?・・・とホーザンサイトを眺めていたら「合格配線チェッカー」というまさにコレ!というものがありました。
おおっ!と思いポチろうとしましたが「ちょ待てよ」という声が聞こえる。何でもかんでも買いすぎじゃね?
ふーむ。と思い直し道具箱をガサゴソしていると、いつ、なんのために買ったのかも忘れた発光ダイオードがゴロゴロと出てきました。
むー。自作してみるか。と作ってみたのがコレです。
私は電気関係に疎く、公式や理屈、数値や道具の名前、用途などをなかなか覚えられず筆記試験対策も苦労しましたが、技能試験対策も苦労しました。
道具を一から買い揃え、慣れないケーブルで刺し傷切り傷を作りながらひたすら地道に練習を重ねたのが、すでに懐かしい思い出です。
さて、そんな技能試験の練習をしているときに「これで正しく結線できてるんやろか?」という疑問が浮かびます。
一人で練習しているので全てが手探りです。疑問だらけです。
ホーザンの練習用部材セットを購入したのでこれのハンドブックの完成写真と見比べてみるけど、いちいち見比べるのはさすがにしんどい。
もっと簡単に結線状態をチェックできないか?・・・とホーザンサイトを眺めていたら「合格配線チェッカー」というまさにコレ!というものがありました。
おおっ!と思いポチろうとしましたが「ちょ待てよ」という声が聞こえる。何でもかんでも買いすぎじゃね?
ふーむ。と思い直し道具箱をガサゴソしていると、いつ、なんのために買ったのかも忘れた発光ダイオードがゴロゴロと出てきました。
むー。自作してみるか。と作ってみたのがコレです。
●引き掛けシーリング用チェッカー
中はこんなです。
電子工作が得意な人には鼻で笑われそうですが苦労して配線しました。
●ランプレセプタクル用チェッカー
●コンセントや施工省略箇所用チェッカー
以上3点です。
このLEDが緑と赤の2色発光タイプなので正常なら緑。配線が逆なら赤が光るようにしてみました。
こんなことしときながらなんなんですが、私は電子回路の知識もなくて、うっすらした記憶でLEDは必ず抵抗が必要だった気がしたのですが3Vを与えたら普通に光ったので、まあ、よくある勘違いってやつですかね?
自作したこのチェッカー。手前味噌ですがめちゃくちゃ便利です。作品完成後のチェックがはかどります!
これを早めに作ったのは本当に良かった。自分を褒めてあげたい。
さて、せっかく作ったこのチェッカー、実際に使った様子をお見せしたくサンプルにちょうどよさそうな10番を作ってみました。
保管していた練習の廃材で作ったのでめちゃくちゃケーブルが短いです。短いですがこれでも欠陥になりません。一番短いランプレセプタクルの部分も結線個所の中心から部品中心まで8cmほどあります。
これにチェッカーを接続します。
電池ボックスのスイッチを入れると
むー。写真ではわかりにくいが全て緑色に点灯しています。
こんな感じ。
ちなみに、配線を間違えていた場合を想定して安全ブレーカーにつなぐケーブルを逆にすると、
全部赤くなりました。
電池ボックスのケーブルを正しくつなぎ直して引き掛けシーリングを逆にセットすると、
引き掛けシーリングソケットだけ赤く光ります。
このように逆接続の場合赤く光るので断線なのか接続が逆なのかがわかるのが便利だと思います。断線してたら光らないので。
見た目はダサいですがなかなかの優れモノだと自画自賛です。
試験を終えて久々に作品作りやりましたが・・・のの字が汚い。あんなに練習した輪作りがもうぎこちなくなってる・・・悲しい。
ところで、写真の段ボールのサイズが57cm×38cmで技能試験で机の上に置かれている厚紙がこれぐらいのサイズです。
ネットで情報を集めていた時、試験の作業スペースがかなり狭いという意見だらけだったので私はこの段ボールの上に工具、材料、問題用紙を置き、このスペースで練習するようにしました。
当然、めちゃくちゃやりにくいです。
ですが、狭いスペースでずっと練習していたので本番が広い広い!いや、確かに狭いのですが私には広く感じました。
それにしても、筆記試験の勉強も思うように頭に入らず何度かやる気なくしたなー。
私は複線図の最小本数を考えるのが苦手だったのですが、過去問の解説を理解する努力をしていたら今は複線図得意っす。というか、好き❤
第二種電気工事士技能試験 練習用部材 1回セット ハンドブック付
電気工事士技能試験練習用 合格配線チェッカー
中はこんなです。
電子工作が得意な人には鼻で笑われそうですが苦労して配線しました。
●ランプレセプタクル用チェッカー
●コンセントや施工省略箇所用チェッカー
以上3点です。
このLEDが緑と赤の2色発光タイプなので正常なら緑。配線が逆なら赤が光るようにしてみました。
こんなことしときながらなんなんですが、私は電子回路の知識もなくて、うっすらした記憶でLEDは必ず抵抗が必要だった気がしたのですが3Vを与えたら普通に光ったので、まあ、よくある勘違いってやつですかね?
自作したこのチェッカー。手前味噌ですがめちゃくちゃ便利です。作品完成後のチェックがはかどります!
これを早めに作ったのは本当に良かった。自分を褒めてあげたい。
さて、せっかく作ったこのチェッカー、実際に使った様子をお見せしたくサンプルにちょうどよさそうな10番を作ってみました。
保管していた練習の廃材で作ったのでめちゃくちゃケーブルが短いです。短いですがこれでも欠陥になりません。一番短いランプレセプタクルの部分も結線個所の中心から部品中心まで8cmほどあります。
これにチェッカーを接続します。
電池ボックスのスイッチを入れると
むー。写真ではわかりにくいが全て緑色に点灯しています。
こんな感じ。
ちなみに、配線を間違えていた場合を想定して安全ブレーカーにつなぐケーブルを逆にすると、
全部赤くなりました。
電池ボックスのケーブルを正しくつなぎ直して引き掛けシーリングを逆にセットすると、
引き掛けシーリングソケットだけ赤く光ります。
このように逆接続の場合赤く光るので断線なのか接続が逆なのかがわかるのが便利だと思います。断線してたら光らないので。
見た目はダサいですがなかなかの優れモノだと自画自賛です。
試験を終えて久々に作品作りやりましたが・・・のの字が汚い。あんなに練習した輪作りがもうぎこちなくなってる・・・悲しい。
ところで、写真の段ボールのサイズが57cm×38cmで技能試験で机の上に置かれている厚紙がこれぐらいのサイズです。
ネットで情報を集めていた時、試験の作業スペースがかなり狭いという意見だらけだったので私はこの段ボールの上に工具、材料、問題用紙を置き、このスペースで練習するようにしました。
当然、めちゃくちゃやりにくいです。
ですが、狭いスペースでずっと練習していたので本番が広い広い!いや、確かに狭いのですが私には広く感じました。
それにしても、筆記試験の勉強も思うように頭に入らず何度かやる気なくしたなー。
私は複線図の最小本数を考えるのが苦手だったのですが、過去問の解説を理解する努力をしていたら今は複線図得意っす。というか、好き❤
第二種電気工事士技能試験 練習用部材 1回セット ハンドブック付
電気工事士技能試験練習用 合格配線チェッカー
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